あなたも地域社会に貢献してみませんか?
ライオンズクラブは社会奉仕団体です。
まず始めにお話ししておかなければならないのはライオンズクラブ国際協会という団体は社会奉仕団体であるということです。我々萩クラブの個々のメンバーも「萩」という地域社会を少しでも良くしたい、活性化させたい、そして何よりも会員個々が日頃お世話になっている地域社会の皆様への感謝を表したい。そのための奉仕活動ではないかと考えます。
誰でも入会できるの?
現会員による「招請」こそが入会の近道。
ライオンズクラブへの入会は国際協会の規定によれば善良な特性の持ち主で地域社会を向上させようという固い意志を持った成人であるならば誰にでも入会への道が開かれていることになっていますが、また現メンバーによる「招請」、つまり「クラブに入りませんか?」という招き入れが必要不可欠であるとも書かれています。このことは現会員がその人物を「善良な特性の持ち主」であると認め、「地域社会の向上を望む」人物であると認めていることになるわけです。したがって現会員からの「招請」を受けた方はそのことに「誇り」を持って堂々と入会して良いわけです。良く耳にすることですが「会社の社長さん」でないと入会できない・・・とか「お金持ち」でないと・・・とか、そういうことは一切ありません。もちろん入会金と月会費を支払う義務は生じますが、それさえクリアできるのなら会社員の方でも主婦の方でも会員資格としては全く問題ないのです。
入会すればどんな義務があるの?
会費納入・例会出席等色々ありますが・・・
会員になればおおよそ以下のような会員義務が生じます。1.会費納入義務 2.例会出席義務 3.メークアップ義務(例会を欠席した場合、クラブの正式会合へ出席して例会出席をカバーすること) 4.アクティビティ(奉仕事業)参加義務等々、厳密に数え上げれば結構ありますが、個々の現会員もその全てをパーフェクトにこなしているわけではありません。なぜならほとんどの会員は自らの事業を経営し仕事を持っているからです。例会出席ひとつとってみても仕事をしているからには出張、その他の用事で欠席せざるを得ない場合は多々あります。要は仕事に支障の無いように自分自身で考えて行動することです。そして自分なりにクラブと奉仕活動に対し一本筋を通していればクラブ内の仲間から自然と認められる人物になれる・・・少なくともそう信じたいものです。
ライオンズは家族も共に!
家族も共に奉仕活動や例会に出席することも
クラブによって多少の違いはありますが萩クラブでは会員の奥様(ライオン・レディー=以下L.L.)達の集まりである「ゆかり会」という組織があり、親睦を図り交流を深めています。また年に2回、12月の「クリスマス家族例会」、6月の「チャーターナイト家族例会」と家族が集う例会が設けられています。「ゆかり会」への参加は義務付けられているわけではありませんが、とても楽しい会のようです。特に年末の「餅つき」奉仕事業では「もち米研ぎ」に毎年大活躍して頂いています。
年に2回の家族例会ではお子さんも参加され、日頃のお父さんやお母さんのライオンズクラブでの奉仕活動を垣間見ることでしょう。クリスマスでは会員が扮するサンタさんからプレゼントも配られ、お父さんお母さんとのカラオケに興じることも。ライオンズクラブは会員のみならずその家族も会員同様に扱うことが基本的な考え方なのです。もちろん家族に会員義務を科すことはありませんが気持ちの上では家族全員がライオンズ・メンバーと言って良いと思います。会員の家族からまず「ライオニズム」の浸透を図る。これが地域奉仕への一歩ではないでしょうか。
会員は皆平等な権利と義務を・・・
平等な権利と義務。大原則は「民主主義」
ライオンズクラブの大原則は「民主主義」です。クラブに関わるすべての事柄はまず理事会で図られ、続いて例会で決議されます。たとえ入会1年目の会員でも例会での意見・発言は認められており、決議はすべて「多数決」が原則です。たとえ大先輩の方々と自分の意見が違っていてもその発言自体は誰にもさえぎることはできません。ですが「多数決」によって決定された事柄はたとえ自分自身は反対でも従わざるを得ません。それがクラブの総意であると考えられるからです。
最後に・・・
クラブへの在籍意義を考えよう
ここまで色々と「タテマエ」上のことを述べてきましたが、数多い会員個々は皆それぞれの「考え」や「思い」があって在籍しているのは自明のことです。しかしながら会員個々の思いはどうあれ、このクラブが「社会奉仕団体」であることには変わりないのです。したがって「自己の利益」や単なる「社会的名誉」といったものとは無縁でなければならない。少なくともあからさまにそういった部分を強調して在籍すればクラブ内は言うに及ばず地域社会全体からもそんな人物は信用されなくなることでしょう。この先現会員から招請を受けられた方にはまず自分がクラブに在籍するその意義を深く考えることになる筈です。「ライオンズクラブ道徳綱領」はそのことを示唆する重要な鍵となります。そのすべてを実行するのは至難の業ですが少なくともクラブが目指す会員の理想像ではあります。
以下にその全文を掲載して心よりあなたの入会をお待ちしております。
ライオンズクラブ道徳綱領
☆職業に対する不断の努力が正しく称賛されるように心がけ、自己の職業の尊さを確信すること。
☆事業を成功させて、適正な報酬や利益を受けるべきであるが、自己の立場を不当に利用したり、
人に疑われる行いをして自尊心を傷つけてまでも利益や成功を求めないこと。
☆事業を遂行するにあたっては、他人の事業を妨害しないよう心がけ、顧客や取引先に誠実であり、
自己にも忠実であること。
☆世人に対する自己の立場や行いに疑いが生じたときは、世人の立場に立って解決にあたること。
☆真の友情は損得の上に築かれるものでなく、心と心の触れ合いによるものであることを自覚し、
手段としてでなく目的として友情をもつこと。
☆国家及び地域社会に対する公民の義務を忘れず、変わらぬ忠誠を言動にあらわし、
すすんで時間と労力と資力をささげること。
☆不幸な人には同情を、弱い人には助力を、貧しい人には私財を惜しまないこと。
☆批評は謙虚に、賞賛は惜しみなく、建設を旨として破壊をさけること。